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Igor Proで同じ軸ラベルを何度も書かない

早速Igorの記事です.

Igor ProはWaveMetrics社が提供するデータ解析・グラフ作成ソフトです. わかりやすいGUIで綺麗なグラフが簡単に作成できます.

f:id:ryotako:20160731154616p:plain

軸や注釈にはいろいろなフォントの文字を組み合わせて使うことができて便利なのですが,その分記述が少し煩雑になります. 例えば上の図の縦軸は,実際には以下のように記述します.

¥f02¥F'Symbol'r¥F'Arial'¥f00 (¥F'Symbol'W¥F'Arial' cm)

一度ならともかく,これをいくつものグラフに入力するのは手間です.*1

というわけで,グラフの軸ラベルを再利用するプロシージャを書きました.

github.com

上のサイトからrelabel.ipfをIgor Proceduresフォルダ*2にダウンロードして,Igorを再起動すれば使えます.*3

f:id:ryotako:20160731160756p:plain

上記のように,一度どこかのグラフに入力した軸ラベルがメニューバーに表示されます.クリックすると最前面のグラフにそのラベルを挿入できます.

¥f02(斜体指定)のような,人間には意味のない記号は隠して表示されますが,Display Actual Label Stringsにチェックを入れると特殊記号を含めてそのままメニューに表示するようになります.

ちなみに,メニューバーに表示される軸ラベルの[24]といった数字はフォントサイズです.グラフの見栄えの関係上,内容が同じでフォントサイズのみ異なる軸をつくることがままあるので,表示させています.

*1:グラフの書式を再利用する方法としてはスタイルマクロがあるのですが,あれは軸ラベル以外の情報も移してしまうので使いたくない場合があります.

*2:デフォルトだと「ドキュメント(書類)/WaveMetrics/WaveMetrics/Igor Pro User Files/Igor Procedures」という場所になっています.

*3:User Proceduresフォルダにダウンロードして,#include "relabel"しても使えます.この場合はIgor Proの起動時に自動読込みされません.